高齢者はインフルエンザに注意!

インフルエンザ定点医療機関受診状況で、対処法を判断

 厚生労働省は、インフルエンザ流行レベルマップをインターネットで随時発表しています。これは、全国の約5,000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数から、流行状況を割り出したものです。インフルエンザの患者数が週ごとに把握され、公表されています。こうした情報から流行状況を知り、対処法を判断することは大事です。
 インフルエンザの感染を避ける最も効果的な方法は、人混みを避けることです。他人と接触する機会がなければ、いかに流行していようと感染することはありません。鳥から人に感染するような特殊なインフルエンザウィルスは別ですが、ほとんどの場合、インフルエンザウィルスは人から人へ感染します。流行時期に人混みの中に出れば、どんなに免疫力が高くても、予防接種をしていても、感染することは避けられないと考えたほうがいいでしょう。流行がピークの時期には、不要不急の外出は極力控えることです。感染したら、その後5日間はすべての活動を停止し、寝ているしかなくなるのですから。免疫力が落ちている場合は、合併症を併発し、死に至ることもあります。感染を避けられるなら、それに越したことはありません。
 流行状況を把握できていれば、自分は無理でも、子供や老人など、免疫力の低い家族に向けた対策もとりやすくなります。老人には流行時期が過ぎるまで、外出を控えさせることも可能ですし、子供にも、不要な外出をさせなくて済みます。世間で話題になっていても、地域によって流行時期にはわりあいずれがあります。自分や家族の行動範囲の流行状況を、細かく把握しておくことは大事です。万全の対処は、一切の外出を控えることですが、それが無理でも、善処はできます。