高齢者はインフルエンザに注意!

冬に流行るインフルエンザやノロに抗ウイルス剤効く?

毎年のように寒い時期になると年配者や小児での流行があるインフルエンザやノロウイルスですが、これらの病気に感染した場合には、ウイルスを撃退するタイプの抗ウイルス剤は効き目がないと言われているので基本的に対症療法が中心になります。
インフルエンザの場合には、タミフルやリレンザなどの薬が処方される事がありますが、これらの薬はインフルエンザウイルスを消滅させる効果があるのではなく、インフルエンザウイルスの増加を防ぐ効果が期待できる薬になっています。
タミフルなどの薬を飲むと比較的早く解熱したり、回復に向かうケースがあるのは、処方が早い段階のためにウイルスが増加する事を防げたという解釈が正しくなります。
従ってインフルエンザの場合には抗ウイルス剤が処方されるのではなく、タミフルやリレンザなどを早い段階で処方するか、症状に応じて対症療法で治癒を待つことが基本になります。
ノロウイルスに関しても、小児の場合には嘔吐下痢症などと診断される事もありますが、抗ウイルス剤は基本的にありませんので、対症療法が中心の治療になります。吐き気がひどい場合には吐き気止めを処方する事がありますが、下痢に関しては止める事で治癒が遅くなる事も考えられるので、脱水症状にならないように水分の補給が基本的な治療になります。
嘔吐や下痢がひどく、脱水症状の危険性がある場合には医療機関で、点滴などを行う事で全身の状態を良い方向に保てるような治療を行います。
インフルエンザにしても、ノロウイルスによる急性胃腸炎に対しても原則的に抗ウイルス剤は現段階での医療には存在しませんので対症療法が基本になります。
どちらの病気も高熱や嘔吐などが原因で脱水症状を起こしたり、重篤な病気になる事もありますので早めに医療機関で受診をすることが大切になります。